2015 05 09 - log
オンラインゲーム恐怖症
オンラインゲームが怖い。
人生で一番精神が厳しかった頃、つまり専門生の頃に入学後最初に言われたことが「勉強せずにオンラインゲームに走ったやつは学校出てこなくなるから」だった。
事実、オンラインゲームに走ったかは定かではないが、オンラインゲームをしていられるほど授業は甘いものではなかった。そのときから、この業界でオンラインゲームに浸っていられるほど勉強しない人間は不要だと「悟った」。(おそらく実態は、オンラインゲームを遊べないほどブラックな職場が稀によくあるのだと思う。)
それからしばらくの間、オンラインゲームでの煽り合い、多人数格闘ゲームでの弱いものいじめ、無線やゲーム機が貧弱なために切断し不正判定をうけるなど、いろいろなことを見たり、体験していくうちにゲームを知らない人とやっても、やっかいで、面白くないと思うようになった。
Splatoon(インクを打ち合うオンラインゲーム)で気がかりなのはそこだった。「知らない人とオンラインで遊ぶこと」を前提としているゲームだった。ゲームが確実に面白いことは直感でわかっていたものの、ものすごく不安だった。
「Splatoon完成記念試射会」という、一時間だけゲームを遊べるイベントが発表された。遊んだあと、恐怖は払拭された。今までの不安は何だったのかと思った。味方の失敗を批難する機能はなく、対戦の終了時はいつ抜けても迷惑がかからないようにできていた。
Splatoonは面白いが故に、何時間でも遊べてしまうのでは、という不安もある。実際、面白いゲームを買った日は何もせずにゲームだけすることはよくある。だが、いくら面白くても、人との約束がないゲームは長時間・長期間遊ばないことも、ゲームを遊ぶにつれ、わかってきた。
遊んでもいいのだ。
もちろん、他のことをやる必要はある。だが、他のことだけをやる必要はない。「ゲームは一日一時間」ではないけれど、息抜きや気晴らしに知らない人とゲームをすることは、それほど怖いことではない。
優れたゲームならば。
その他
- ハマるゲームは登場人物や他人と約束をさせて守らせることを重要視してる。そして、約束を守るとご褒美がもらえる。
- なので、延々と他人から約束をさせ、守らせることを続けるとハマるゲームになる。だが、ハマるゲームがいいゲームとは限らない。
- Splatoonマジで面白い。ただ一つ問題があるとすれば、amiiboが品薄で手に入らないことくらい。
- 完成記念試射会、夜もやったけど面白かったし、コミュニケーションができないことによって、逆にTwitterなどでコミュニケーションをおこなって、それが口コミになる、ということまで計算されて作られてるのかもわからんね。
- と思ったら、十字キーでメッセージ送れたのか……。
- なんでSplatoon発売から一ヶ月間、地元のギョージに参加して毎晩出て行かなければならんのか。
- 発売したら昼休みにストレス発散するためにやるか。