2015 05 12 - log
牛肉係数について
家計の消費支出に占める飲食費の割合のことをエンゲル係数という。エンゲル係数は20%〜30%が一般的のようだ。食費の割合が高くなるにつれ、他のところにお金を使うことができなくなるため、より稼ぐか、節約する必要が出てくる。
ところで、一ヶ月間でどのくらい牛肉を食べるだろうか。小間切れだろうが、切り落としだろうが、タンだろうがなんでもいい。(ホルモンは除く。)特別な事情がない限り、家庭での食事に占める牛肉の割合が高いほど高収入だと思う。
これには何の根拠もなく、そもそも地域によって牛肉消費量はばらつきがあるため肌感覚でしかないが、収入が一定を下回ると牛肉が選択肢から除外される。必然的に、割引対象の豚肉と鶏肉に手が伸びる。
私の地域では、値段が倍違う。
我が家では牛肉はほとんど食べていない。肉じゃがも豚肉だし、すき焼きも豚肉だ。酢豚は酢鶏だ。牛肉はお祝いの時と、牛豚挽き肉を使ったとき、わからないくらい細かくされた冷凍食品の牛肉だけ。
そんなだから、飯テロで焼き肉されると楽器店の前で毎日トランペットを見ている少年のような顔になる。
前から行こうと思っていた肉の万世で、一番安いステーキ食べてきた。牛肉って、こういう味だったなーと感慨にふけった。ベーコンも、本来のベーコンは塩味よりも、ハムのような香りが残るんだと思った。
おそらく一ヶ月以上はこういう肉を食べる機会が存在しないのだと思うと、少し名残惜しかった。
結局、牛肉を食べられない自分だから、ごくたまにうまい牛肉を食べるか、そうでなければ冷凍食品に入っている牛肉を食べるかなので、そこそこの牛肉が食べられない、という結論以外に得るものはなかった。
満足感は得られた。
その他
台風来るのにGOトーキョー
— 無識のデプローデ (@deproden) 2015, 5月 11
- 語感が割と気に入ってる。
- 牛肉は比較的関西で食べられているらしく、(全国的な)牛肉係数なるものは存在しないことがわかった。
- ただ、やっぱり一定水準以下の収入の家庭では牛肉を食べることや寿司を食べること自体がお祭り化されているのではないか、という疑念は払拭できなかった。
- 牛丼チェーンは車で25分くらい走らないとない。(牛丼一杯300円だが、これにガソリン代など交通費を加算すると……なので私には完全に趣味の領域。普通に牛丼なら家で作った方が安い。)
- 牛薄切り肉、タマネギ、だし、みりん、醤油、ごま、あと白米、卵と味噌汁で…いや300より高くなるかもしれない。