2015 09 14 - log
ブレイブリーセカンド
クリアした。クリア時間は61時間。結論から言うと、「クリアできてよかった」。以前感想を書いたときは、第二章だったので、(昨日も書いたけど)それに加えて。
まず、シナリオに関してだが、第二章までに感じたことは以前の感想と同じく、緊張感に欠けるし伏線もよくわからないうちに出てくることがあり、そこが残念だった。第二章終わりまでに15時間は経過していたので、ここで脱落してる人は結構いそうだな、と思った。
シナリオ全般では、前半はキャラゲーっぽかったので不満があったが、後半に成長譚へシフトしたので安心した。物語が進むにつれて、メインシナリオがぐっとよくなったので、どういうことなのかよくわからなかった。おそらく、インタビューにもあった”ストレートと見せかけてフォーク”を期待したら、投手の生い立ちやインタビューが始まった、という箱根駅伝っぽい感じになったのだと思う。
テント内シナリオはメインシナリオに付随する形にした方がよかったのでは、という意見は最後まで変わらなかった。というか、ドラマCD同梱版でいいのでは、と思ったり。
総合的には、「前作を遊んだことのある人は最後まで遊んだ方がいい」だった。これは、前作が楽しかった人ほど、最後のサブシナリオと最後のメインシナリオをクリアするべき。結末だけを見ればとってつけたようだが、もう次回作はないんじゃないかと思えるぐらい、人物関係はきれいにまとまってて大団円だったので、遊び終わった後は非常に満足した。(まあ、満足してしまったのでやり込みはいいか、とも思ったり。)
次回作への伏線はあるけど、きれいにまとまりすぎてて次回作に展開できるネタがあるのか不安になる。
ゲームバランスは組み合わせるとバランス崩れるやつも一部であるみたいだけど、ラスボスにLv99で挑んでも負ける要素があるため、ある意味バランスとれてる。といっても稼ぎポイントは顕在なので、プレイヤーの自制心に任されている。
システム関連も、フォーザ・シークウェルやってたので全然戸惑うことなくやれてしまい、あまり参考にならない感じに。一点だけ問題だったのは、5章で必殺技がリセットされてて、最後に使ったときにダメでゲームオーバーになったことぐらい。
ネタバレになるけど、いろいろなオマージュを入れていたのはこっちの世界とつながっていた(というか、こっちの神がブレセカ世界を作った)という伏線だった可能性があったのかな、と。それなら納得だけど、たぶんスタッフのノリで入れた可能性が高いのがなんとも。
前も書いたけど、前作がすごいときの二作目は”前作を踏襲しつつ新しくする”ことが求められるので、単にいろいろ増やすだけではダメだし、かといって前作のいろいろを全部捨てるとファンから怒られるので難しいんだろうなと思う。前作でやり尽くしたことを超えるのは正直しんどいと思うけど、がんばって欲しい。がんばリベンジですよ。