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今、読書中に感じていること

レガシーコード改善ガイドを読んでいるが、全然読み進められない。特に難しいわけではないのだが、読んでいてすぐ集中力が切れる感じ。目次は面白く、書いてある内容は全うで、翻訳も特に問題なく、技術自体も役に立つのに、構成がとにかく読みにくい。


解決法がわかりづらい。9章を読んでいるが解決するための内容が25章にあることや、大量の具体例が書かれてた先にある結論が具体的なので抽象的なルールとして理解しづらいなど。

文章は構造化されていると、よりわかりやすい。たとえば、SQLアンチパターンは、「目的→アンチパターン→アンチパターンの見つけ方→アンチパターンを用いてもいい場合→解決法」で一貫しており、非常に読みやすい。

レガシーコード改善ガイドも、同じように書けると思う。

まず、先にすべての技術(インターフェースの抽出やパラメータの適合など)の解説を第1部と第2部の間に持ってきてほしい。その後、

  • 章のタイトル
  • 問題となるコード
  • 解決策
  • 使う技術のピックアップ
  • 実際に解決してみる

という感じで各章ごとにやっていってほしかった。


素人が批判するなと言われるかもしれないけど、エッセンシャル版出せるくらい、構成がアレで読みにくさを感じる。レガシーコード改善ガイドなのに構成がスパゲッティっぽくて読んでいてつらさがある。

普通のプログラマはすらすら読めてしまうのかわからないのだが、読み進めようとしても苦労するので愚痴ってしまった。まあ、他の人のレビューに書いてないってことは、ひょっとしたら自分だけが……